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光と陰の表現-実践編Submitted by juan on 2006, February 16 - 10:15.
円筒ではわかりにくいので、実際に人物の顔で考えてみましょう。 これは僕が良く描くタイプの光源配置です。反射光は単純に光源の逆のベクトルを持つものになっています。なぜかというと、右上から光が差している場合、左下が陰になるため、この部分の立体感を出すのに最適だからです。これはわりと簡単なので、試してみて下さい。まず普通に陰の側が一番暗くなるように描いてみて、その上で、エアブラシツールで陰の側を軽く吹いてみるだけでも、結構いい感じになりますよ。 これは「やや逆光気味」の表現をしてみたものです。この場合、環境光を考えないと、顔面はのっぺりした陰になってしまいます。下からの環境光と、左後方からの直接光の組み合わせて、強い印象を与える事が出来ます。ここでは環境光は下から差していますが、これを正面からの光にしてもかまいません。その場合、写真でよくある、逆光の時にストロボを使う効果と良く似たものになるでしょう。 「逆光時のストロボ撮影」は、一般的に言って不自然な表現です。しかし、必ずしも「現実的」な光源配置にこだわる必要はありません。描きたいものによっては、それこそ補色のライトを左右から強く当てて、ダイナミックで幻想的な雰囲気を出すということもあるでしょう。我々が普段見ている広告写真をはじめ、 TVドラマや映画などでは、頻繁に補助光源やレフ板を使って、陰の側を照らしたりという手法を使いますが、誰もそれで「光源はどこにあるんだ」と文句を言う人はいません。時代劇の夜のシーンでは、ろうそくや行灯ではそもそも満足に映らないので、うまくライトを当ててみせていますね。まして絵は写真などよりずっと自由なのです。リアリティを出すための方法はいくつもあって、自分の描きたいものに合わせて自由に取捨選択できるのです。 >>>>基礎偏へ戻る ( categories: )
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